【必見!】暑い夏に増える夏風邪の
原因・症状・対策を徹底解説!
実は根深い自律神経との関係性もお伝えします!
「夏風邪」が猛威を振るう時期がやってきます。
夏風邪も冬の風邪と同じようにウイルスからの感染ではありますが、感染に至る経緯が異なります。
今回は、そんな夏風邪について、症状や原因、自律神経との関連、予防法について解説していきます。
夏風邪とは?症状と原因を解説
夏風邪は、主にウイルス感染によって引き起こされる病気で、夏に流行するため「夏風邪」と呼ばれます。
夏風邪の主な原因
夏風邪は、冬の冷えや乾燥からくる風邪とは違い、暑さによる身体の疲れやストレス、エアコンによる冷えなどからくる、免疫の低下が大きく関与します。
これらは、自律神経とも深く関連します。(詳しい解説は下記へ)
いわゆる「夏バテ」の状態というのが免疫を低下させている時であり、この時にウイルスが体内に入ってくることで、体内でウイルスが増殖し、対抗するために発熱などの風邪症状が起こります。
自律神経の乱れと夏風邪
夏風邪にかかる人が増える理由の一つに、自律神経の乱れがあることが知られています。
夏場は、環境の影響によって自律神経のバランスが崩れやすくなります。
具体的には、上記でも書いたように暑さによる身体の疲れやストレス、エアコンによる冷えなどが原因です。
このような状態になると、交感神経が優位になり、副交感神経が働きにくくなった結果、自律神経のバランスが乱れます。
すると、免疫力が低下し、夏風邪にかかりやすくなります。
夏風邪の主な症状
夏風邪にかかると、主な症状として、のどの痛み、発熱、頭痛、倦怠感、食欲不振などの症状が現れることがあります。
また、熱中症や脱水症状にもなる可能性があるため、注意が必要です。
夏風邪で感染しやすい主なウイルス
夏風邪の病原体は、主に「アデノウイルス」「エンテロウイルス」「コクサッキーウイルス」などが挙げられます。
これらのウイルスは、主に空気感染や飛沫感染によって感染します。
また、感染力が強いため、一度感染すると周囲にも感染しやすく、集団感染が発生することがあります。
アデノウイルス
アデノウイルスは、主に喉や気管支、肺などの上気道部に感染するウイルスです。
主な症状としては、のどの痛み、発熱、咳、鼻水、頭痛、筋肉痛などがあげられます。
エンテロウイルスとコクサッキーウイルス
エンテロウイルスやコクサッキーウイルスは、主に腸管に感染し、夏風邪の症状としては、嘔吐、下痢、腹痛、発熱、喉の痛みなどがあります。
これらのウイルスは、不衛生な環境や食品による感染も起こりやすいため、食品管理にも注意が必要です。
夏風邪の予防方法
夏風邪を予防するためには、こまめな手洗いやうがい、体調管理、十分な睡眠、栄養バランスの良い食事、適度な運動などが大切です。
これらは、夏に限らずどんな時期でも大切にしたいことですが、夏場はこれに加え「水分補給」が非常に重要です。
夏場は暑さによって汗をかくので、水分補給が不足すると脱水症状を引き起こしやすくなります。
また、空調の効いた部屋に長時間いる場合は、喉の乾燥を起こしやすいため、室内の湿度管理やこまめな水分補給が必要です。
水分補給の際の注意点
水分補給が大切であることをお伝えしましたが、過剰な水分補給には注意が必要です。
過剰に水分を摂取すると、体内の塩分濃度が薄くなり、むくみや頭痛、吐き気、意識障害などの症状を引き起こすことがあります。
普段の日常生活における適切な水分補給量は、1日に1.5リットル程度が目安とされていますが、運動時などは汗をかく量も増えるため、1.5リットル以上の水分摂取が必要になってきます。
また、水分摂取の際は水分の温度にも気をつけましょう。
身体が暑い、火照っている状況では冷たいものを摂取し、身体を冷やすことが大切です。
しかし、室内などで室温が管理されている状態では、身体を冷やしすぎないよう、常温から温かい飲み物を摂るようにしましょう。
夏風邪の対処方法
夏風邪にかかってしまった場合は、十分な休息や睡眠、水分補給、高熱の場合は、解熱剤の使用などが有効です。
ただし、症状が重い場合は、医師の診断を受けることをおすすめします。
症状が軽い場合でも、自己判断で解熱剤を使いすぎると、肝臓や腎臓に負担がかかることがあるため、使用量には注意が必要です。
まとめ
夏は、外でのレジャーなどが増え、アウトドアな活動が増える季節になってきますが、注意すべきことも同様に増えてきます。
楽しさだけに囚われることなく、体調を崩さないようにするためにも、夏風邪予防はしっかりとしておきましょう。
また、暑くなってきてから、どうにも調子が悪い、夏風邪を引いてから体調不良が続くという方は、自律神経のバランスが乱れている可能性もあります。夏風邪にお悩みの方は、公式ラインに登録の上ご相談いただけたらと思います。