熱中症による頭痛の原因と予防法、
対策を解説!
熱中症は、体内の水分や塩分が不足し、体温調節がうまくいかなくなる状態のことを言います。
症状としては、軽度のものであれば頭痛やめまいなどの症状が現れますが、重度になると意識障害や体内の器官の障害を引き起こす恐れがあります。
今回は、そんな熱中症と症状として起こりやすい
「頭痛」について詳しくお伝えしていこうと思います。
熱中症と頭痛の関係性
熱中症による頭痛は、軽度のものであれば頭が重くなったりする程度ですが、重度の場合は激しい頭痛が現れます。
これは、熱が原因で血管が拡張し、脳への血流量が増加するためです。
その結果、頭部に圧迫感が生じたり、めまいや吐き気などの症状が現れることがあります。
また、熱中症によって脱水症状が進行すると、頭痛がさらに悪化することがあります。
熱中症による自律神経の乱れで起こる頭痛について
熱中症は、自律神経の乱れを引き起こすことがあり、その結果頭痛が生じることがあります。
自律神経は、体内の様々な器官を自動的に調整する役割を持っています。
しかし、熱中症によって体温調節機能が不十分になると、自律神経のバランスが崩れることがあります。
その結果、血管が拡張して頭痛が生じることがあります。
熱中症を予防する方法
熱中症を予防するためには、以下のことを行う必要があります。
適切な水分と塩分補給
こまめに水分をとり、塩分も補給することで、体内の水分や塩分バランスを保つことができます。
水分補給には、水やお茶などがありますが、運動時などの大量の汗をかく時には、スポーツドリンクなどの塩分補給も一緒にできるような飲み物を摂るようにしましょう。
最近では、塩分タブレットなども販売しているので、必要に応じて摂取しましょう。
直射日光を避ける
長時間の外出時には、帽子や日傘を使用するなど、直射日光を避けるようにしましょう。
室内の温度管理
熱中症は、室内でも起こる可能性があります。
室内だからと油断せず、クーラーを使う、扇風機を使う、窓を開けるなどして、温度管理をしっかりと行いましょう。
頭痛を和らげる方法
頭痛が軽度であれば、休息や冷却シートなどで対処することができますが、頭痛が重度であれば、早めに医療機関を受診することが必要です。
また、頭痛の原因が熱中症であると断定できる場合は、まずは体を冷やすことが重要です。
冷たいタオルで首を冷やしたり、クーラーの効いた室内に入ることで体温を下げ、状態を見極めつつ、場合によっては医療機関を受診するようにしましょう。
まとめ
近年、熱中症は、非常に身近な問題の一つとなっています。
適切な水分補給や直射日光を避けることで、熱中症を予防することができますが、その日の体調等によって、いつ、どのように熱中症になるか分かりません。
また、熱中症は命にかかわる場合もあります。
特に、高齢者や小さなお子さんがいる家庭では、親や家族が細心の注意を払う必要があります。
熱中症に対する正しい知識を持ち、適切な対策を行えるようにしましょう。
熱中症になった方は、後遺症にも注意が必要です。
熱中症後から体調が優れないという方は、自律神経の乱れを引きずっている可能性があります。
お悩みの方は、公式ラインに登録の上ご相談いただけたらと思います。