腰椎椎間板ヘルニアとは
腰椎椎間板ヘルニアは、脊椎の骨と骨の間にあるクッションのような役割を持つ腰椎椎間板が、内部から膨らみ、周囲の神経や組織に圧迫を及ぼす状態を指します。
通常、腰椎の「4番と5番の間」および「5番と仙骨の間」のレベルで発生することが多いです。
この病気は、20代から60代にかけての年齢層で最も多く発生するため、若年層から中年層の方まで多くの人が悩まされる病気の一つです。
腰椎椎間板ヘルニアの種類
腰椎椎間板ヘルニアは、膨らんだ椎間板の位置によって以下のように分類されます。
中央ヘルニア
椎間板の中央部から膨らむタイプで、神経根の圧迫が起こります。
側方ヘルニア
椎間板の側面から膨らむタイプで、脊髄自体に圧迫が起こることがあります。
前方ヘルニア
椎間板の前方から膨らむタイプで、腹腔内に圧迫を及ぼすことがあります。
後方ヘルニア
椎間板の後方から膨らむタイプで、神経根に圧迫を及ぼすことがあります。

腰椎椎間板ヘルニアの症状
腰椎椎間板ヘルニアの主な症状には、腰痛や坐骨神経痛があります。
腰痛は、腰部から臀部にかけての痛みがあり、腰を曲げたり伸ばしたりすると痛みが悪化します。
坐骨神経痛になると、腰から臀部、太ももの裏側、ふくらはぎや足の甲にかけての痛みやしびれがあります。
他に腰椎椎間板ヘルニアの症状としては、以下のようなものがあります。
- 脚のしびれや痺れ
- 脚の筋力低下
- 排尿や排便に関する問題

腰椎椎間板ヘルニアの原因
腰椎椎間板ヘルニアの主な原因には、加齢や姿勢の影響、外傷、過度の負荷などがあります。
加齢に伴い、椎間板の水分が減少し、柔軟性が低下するため、ヘルニアのリスクが高まります。
また、長時間の不適切な姿勢や重い物の持ち運びも原因とされています。
なので、重い荷物を運ぶ配送業や引っ越し業などで働く方はリスクが高いと言えます。
これらの影響により、椎間板内の核が膨らんでヘルニアを起こすことがあります。
この他に、外傷による腰椎椎間板ヘルニアもあります。
車の事故やスポーツなどの過度な負担のかかる外的要因が原因で発生します。
特に競技としてスポーツに取り組んでいる方などは、高強度の負荷がかかるため、練習や試合後のメンテナンスが非常に重要になります。
腰椎椎間板ヘルニアの治療法
腰椎椎間板ヘルニアの治療法には、保存療法と手術治療の2つのアプローチがあります。
まず、保存療法では安静や物理療法、痛みの管理が行われます。
安静にすることで痛みが軽減されます。
物理療法には、温熱療法や電気療法、マッサージ、牽引療法などがあります。
痛みの管理には、鎮痛剤や抗炎症薬が用いられます。
手術治療は、重度の症状や神経への圧迫がある場合に検討されます。
手術は、腰椎椎間板を切除する手術や、椎間板にヘルニアがある場合には、ヘルニアを取り除く手術を行います。
ただし、手術は保存療法を行い、改善しなかった場合などに最終的な選択肢として検討すべきアプローチとなります。
腰椎椎間板ヘルニアの予防法
腰椎椎間板ヘルニアを予防するためには、適切な姿勢を保つことが重要です。
長時間の座位や立位による腰への負担を減らすため、正しい姿勢を意識することが大切です。
また、定期的な運動やストレッチも腰の筋肉を強化し、ヘルニアのリスクを軽減するのに役立ちます。
加えて、バランスのとれた食事で内蔵を良い状態に保ったり、ストレスを減らすことも予防に役立ちます。
この他に腰椎椎間板ヘルニアの発生を予防するために、以下のことにも気をつけましょう。
- 腰への負荷を減らすために、重いものを持ち上げる際には腰を曲げず、膝を曲げる。
- 長時間の座位や立位を避け、適度な運動を心がける。
- 喫煙や過剰なアルコール摂取は、椎間板の血流を悪化させるため、控えるようにする。
以上のような予防方法を実行することで、腰椎椎間板ヘルニアの発生を予防することができます。

病院の治療では一向に良くならない、
腰椎椎間板ヘルニアへの対策
腰椎椎間板ヘルニアの場合、レントゲン検査などによって原因を特定するのは比較的容易です。
しかし、原因が特定できたところで、それがすぐに治るかどうかは別問題。
腰椎椎間板ヘルニアを患った方の中には「治療を継続しているがなかなか良くならない」といったことでお悩みの方もいるかと思います。
このような時は、手術を検討する前に、一旦今までと違った方面からのアプローチを検討してみるのも良いかもしれません。
例えば、腰痛や自律神経症状を得意とする整体院の受診などがあります。
椎間板内を含め全身の血流コントロールなどは、自律神経が行っています。
ストレスなどで自律神経が乱れれば、腰椎椎間板ヘルニアに影響を及ぼす可能性もあります。
腰痛専門院や自律神経を得意とする整体院は、根本となる原因を見つけ出し、適切な調整を行ってくれます。
通常のマッサージやバキバキ、ボキボキの整体では届かない、身体の深部まで原因を深掘りして調整をしてくれる整体院もあります。
こういった異なる角度からのアプローチを行うことで、症状が緩和することもありますので、選択肢の1つとして検討してみてください。
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