足の指が痛い!腫れている!は痛風が原因かも?症状や予防法を徹底解説!

痛風とは

血中の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が続くと、関節に尿酸の結晶が沈着して起こる疾患です。
痛風発作と呼ばれる発作的な関節炎が特徴で、足の親指の付け根に多くみられます。
有病率は、世界で約2億人、日本では約100万人と推定されており、男性の有病率は女性の約3倍で、40歳代から増加し、60歳代でピークを迎えます。

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痛風の症状

大きく分けて「痛風発作」と「慢性痛風」の2つがあります。

痛風発作

突然、激しい痛みとともに、関節の腫れや赤み、熱感などの炎症症状が現れます。
痛みは、歩くのも困難なほどで、夜間に悪化しやすいのが特徴で、発作自体は数日~1週間程度で自然に治まります。
症状は、以下の通りです。

  • 関節の激しい痛み
  • 関節の腫れ
  • 関節の赤み
  • 関節の熱感
  • 関節のこわばり
  • 発熱

発作は、足の親指の付け根に最も多くみられます。
その他にも、足関節、足の甲、アキレス腱のつけ根、膝関節、手関節、肘などにも発症することがあります。

慢性痛風

痛風発作を繰り返すことで、関節に尿酸の結晶が沈着し、慢性的な痛みや関節の変形などの症状が現れます。
症状は、以下の通りです。

  • 関節の痛み
  • 関節の腫れ
  • 関節の赤み
  • 関節のこわばり
  • 関節の変形

関節の痛みや腫れが慢性的に続くため、日常生活に大きな影響を与えます。
また、関節の変形が進んでくると、歩行や動作が困難になることもあるため、日常生活への影響はもちろん、家族がいる方などは、パートナーの生活などにも波及する可能性があります。

痛風の原因

血中の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が続くことで、関節に尿酸の結晶が沈着して起こります。
尿酸は、プリン体という物質から作られ、食品としては肉や魚、野菜などに多く含まれています。
この他に、イメージしやすいのがビールなどのアルコールです。
アルコールの摂取も尿酸値を上げる原因になるため、注意が必要です。

上記を踏まえた上で、痛風の発症には、大きく「遺伝的要因」と「環境的要因」の2つが関与しています。

遺伝的要因

尿酸の生成量が多いことや、尿酸の排出量が少ないことが遺伝的に決まっている場合、痛風の発症リスクが高くなります。

環境的要因

プリン体の摂取量が多いことや、アルコールの摂取量が多いこと、体重過多であることなどが、痛風の発症リスクを高めます。
具体的には、以下の要因が痛風の発症リスクを高めると考えられています。

  • プリン体の多い食品の摂取
  • アルコールの過剰摂取
  • 肥満
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 腎臓の機能障害
  • 一部の薬の服用

痛風は、男性に多い病気ですが、この理由として男性ホルモンが尿酸値を上げる働きがあるためと考えられています。
また、40歳代以降の発症が多く、60歳代でピークを迎えます。
これは、加齢とともに、尿酸の生成量や排出量が低下するためと考えられています。

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痛風の一般的な治療法

治療は主に、痛風発作の治療と、高尿酸血症の治療の2つがあります。

痛風発作の治療

起こった場合は、まず、痛みや炎症を抑える治療を行います。
主な治療薬は、以下のとおりです。

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
NSAIDsは、痛みや炎症を抑える効果があります。

コルヒチン
コルヒチンは、痛風発作の再発を予防する効果もあります。

ステロイド薬
ステロイド薬は、痛みや炎症を抑える効果が強く、重症な痛風発作に用いられます。

高尿酸血症の治療

高尿酸血症の治療は、尿酸値を下げることで、痛風発作を予防したり、慢性痛風を改善したりすることを目的としています。
主な治療薬は、以下のとおりです。

尿酸生成抑制薬
尿酸生成抑制薬は、尿酸の生成を抑える効果や排泄を促す効果があります。
また、尿酸値を下げる効果が強いですが、副作用として腎障害や肝障害が起こることがあります。

尿酸排泄促進薬
尿酸排泄促進薬は、副作用が少なく、高齢者や腎障害のある方でも使用できます。

痛風の治療は、患者さんの年齢や症状、体格、合併症などによって、治療法が異なります。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                         適切な治療法については、医師と相談しましょう。

痛風の予防法

痛風の予防には、以下のことに気をつけましょう。

プリン体の摂取を控える

プリン体は、肉や魚、野菜などに多く含まれています。
目標として、プリン体の摂取量は1日400mg以下に抑えるようにしましょう。
ちなみに、プリン体の多い食品の例は、以下のとおりです。

  • 肉類:レバー、腎臓、ハツ、モツ、スジなど
  • 魚介類:カツオ、マグロ、イワシ、サンマ、アジ、カレイ、ハマチなど
  • 野菜:きのこ類、緑豆、豆類、海藻類など

少ない食品の例は、以下のとおりです。

  • 肉類:鶏肉、豚肉、牛肉(赤身)
  • 魚介類:エビ、カニ、タコ、イカ、貝類など
  • 野菜:ほうれん草、キャベツ、トマト、ピーマン、なすなど

量は、食品によって異なります。
量が記載されている食品を選ぶと、摂取量を把握しやすくなりますので、親族に通風になった人がいる場合や、痛風症状が懸念される場合は、注意して選ぶようにしましょう。

アルコールの摂取を控える

アルコールの摂取も、尿酸値を上げる原因になります。
摂取量を減らすことで、痛風の原因となる尿酸値を下げることができます。

体重を適正に保つ

肥満は、尿酸値を上げる原因になります。
体重を適正に保つことで、尿酸値を下げることができます。

水分を十分に摂る

水分を十分に摂ることで、尿酸の排泄を促すことができます。
1日1.5~2リットルの水分を摂ることを目標にしましょう。

痛風は、生活習慣病の1つです。
なので、生活習慣の改善によって、発症リスクを下げることができます。

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どこに行っても一向に良くならない、痛風への対策

つらい痛風症状に悩まされ、病院や整体など、色んなところに行ってみたものの、なかなか改善しないという人も少なくないかと思います。
このような時は、一度今までと違った方面からのアプローチを検討してみるのも良いかもしれません。

例えば、自律神経症状を得意とする整体院の受診などがあります。
どんな痛み、症状も元を辿れば、自律神経に行き着きます。
自律神経は、生命の中枢でもある脳幹と密接に関係するため、自律神経を整えることは、全身の健康にも大きく繋がります。

また、自律神経を得意とする整体院の多くは、一時的に良くなる対処療法ではなく、根本となる原因を見つけ出し調整を行う、根本療法を取り入れていることが多い傾向です。
こういった異なる角度からのアプローチを行うことで、症状が緩和することもありますので、選択肢の1つとして、ぜひ検討してみてください。

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