- ストレートネックの基本知識
- ストレートネックと自律神経の関係
- ストレートネックによる自律神経の乱れ改善と予防
ストレートネックの基本知識
ストレートネックとは、首の骨がまっすぐになることを言います。
本来、首の骨というのは、C字型のカーブを持っています。
しかし、近年のデジタル化でスマホやパソコンに触れる機会が増えたことで、猫背やうつむき姿勢になることが増加。
これがストレートネックを引き起こす主なきっかけになっています。
首のカーブというのは、歩いた時などの地面からの刺激を吸収する役割があります。
しかし、これがまっすぐになると、刺激が直接的に脳に伝わり、体全体に様々な症状を起こすようになります。
脳に影響を与え、全身に波及するということは、当然「自律神経」にも影響してきます。
ストレートネックと自律神経の関係
ストレートネックは、うつむいてのスマホの利用やデスクワークが要因になってくるわけですが、このうつむいた姿勢というのは、首に非常に負担をかけます。
人間の頭というのは、成人で約5キロほどあり、それが細い首の骨の上に乗っているわけです。
ということは、首の角度が前に15度傾くだけでも、負担は2.5倍、45度傾けば4.5倍となり、20kg以上の負担が首にかかることになります。
首の筋肉は、この頭の不安定性と傾きに耐えるために、筋肉を緊張させます。
筋肉を緊張させるということは、自律神経の交感神経が優位に働きます。
ちなみに自律神経の基礎知識に関しては、こちらからご覧ください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
ストレートネックになるとこの状態が長期間続くため、交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまいす。
結果的に、首痛や肩こり、頭痛、めまい、不眠といった自律神経症状を引き起こすようになります。
つまり…
悪い姿勢 → ストレートネック → 首の筋肉が張る → 交感神経優位に → 自律神経が乱れる → 自律神経症状を起こす
といった流れですね。
ストレートネックによる自律神経の乱れ改善と予防
そもそも自分がストレートネックかどうかなんて、不調を感じて病院でレントゲンでも撮ってみない限り、分からないものです。
なので、首の痛みや凝りがひどく、長期間続く時は、まず病院で検査をしてみましょう。
そこでストレートネックであることが分かれば、後々さらなる自律神経症状を引き起こす可能性もあるため、早急に対策をしていきましょう。
ここまで、お話ししてきたようにストレートネックのほとんどは、悪姿勢によるものです。
まずは首に負担をかけないよう…
- スマホやパソコンを使用する高さを目線に合わる
- 入浴などで血行を良くし、緊張を緩める
- 荷物はリュックサックにして左右のアンバランスが無いようにする
こういったことに気をつけましょう。
とはいえ、日常生活を送っていれば、首に負担をかけないようにするなんて無理です。
大切なのは、ちゃんとケアしてあげること。
まとめ
今回は、ストレートネックについてお伝えしました!
ストレートネックを改善していくためには、同時に自律神経を整えていくことも重要になります。
でも、自律神経を整えたり、ストレスに強い身体作りって簡単なことじゃないですよね?
なので…
もちろん、プライバシーも守ります。