- 更年期障害の基本知識
- 更年期障害と自律神経の関係
- 更年期障害の改善と予防
更年期障害の基本知識
更年期障害は、女性の中高年期に現れる生理的・精神的な変化のことを指します。一般的に、更年期は40代後半から50代前半にかけての期間を指し、ホルモンのバランスの乱れが主な原因とされています。
症状としては…
- ホットフラッシュ(のぼせ)
- 多汗症
- 不眠
- 動悸
- めまい
- 倦怠感
- イライラや不安
などがあります。
更年期障害と自律神経の関係
実は、自律神経の中枢とホルモンを制御する場所というのは、視床下部という同じ場所にあるんですね。
なので、この2つは密接に関係していて、お互いに影響し合っています。
ちなみに、自律神経の基礎知識に関しては、こちらからご覧ください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
つまり、自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れにも繋がりますし、ホルモンバランスの乱れもまた、自律神経の乱れに繋がります。
基本的に更年期障害が起きる時というのは、女性ホルモンが急激に減少している場合に起こります。
女性は、閉経に近づくにつれて卵巣から分泌されるホルモン量が少なくなりますが、脳は足らないホルモンを回復させようと過剰に働きかけます。
しかし、ホルモン分泌ができない卵巣は、その命令に答えることができません。
このギャップが視床下部を混乱させ、自律神経にも影響を出します。
結果、更年期障害として様々な症状を引き起こしてしまうのです。
更年期障害の改善と予防
ホルモンと自律神経が互いに関係し合っているとは言え、病院のホルモン療法などを除き、ホルモンに直接アプローチするのは難しいです。
なので、基本的にはアプローチを行いやすい自律神経を整えていくことが、改善のカギとなります。
自律神経が整えば、ホルモンの司令中枢にも影響を与え、脳と卵巣のギャップを解消していけます。
結果として更年期障害の症状を感じることが減るため、まずは「乱れた自律神経を整えてあげること」これが重要です。
実は自律神経を整えただけでは、不十分かもしれないことを知っているでしょうか?
自律神経を整え、症状が改善しても、再発してしまっては意味がありません。
つまり、本当に大切なのは、再発させないための「予防」ということです!
「思考」を変え、ストレスへの抵抗力を引き上げてあげることが、実は再発防止に大きく繋がります。
これについては、少し長くなるので以下のリンクの「自律神経が乱れる人と乱れない人の違い」というところをチェックしてみてください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
まとめ
今回は、更年期障害と自律神経についてお伝えしました!
症状を改善し、再発の予防をしていくためには、まず自律神経を整えていくことが重要になります。
もちろん、プライバシーも守ります。