- うつ病の基本知識
- うつ病と自律神経の関係
- うつ病の改善と予防
うつ病の基本知識
うつ病は、ざっくりと言うと「気分障害」の一種です。
主な症状としては、以下のとおりです。
うつ病の症状
うつ病の症状は、大きく3つに分類されます。
【気分症状】
- 気分が落ち込む
- 悲しみ、憂うつ感、無気力感
- 興味や関心がなくなる
- 罪悪感、無価値感
- 集中力の低下、決断力の困難
- 将来への不安
【身体症状】
- 疲労感、倦怠感
- 不眠、睡眠過多
- 食欲不振、過食
- 頭痛、めまい
- 関節痛、筋肉痛
- 便秘、下痢
【行動症状】
- 活動量の低下
- 引きこもり
- 仕事や勉強の能率が低下する
- 対人関係の希薄化
- 自殺念慮、自殺企図
うつ病の症状は、軽度から重度までさまざまです。
軽度の場合は、日常生活に支障をきたさない程度の症状ですが、重度の場合は、仕事や勉強ができなくなったり、自殺を考えるほど症状が悪化したりすることもあります。
原因って何なんでしょうか?
うつ病の原因
うつ病の原因というのは、まだ完全には解明されていませんが、様々な要因が関与していると考えられています。
- 遺伝
- ストレスなどの環境的要因
- ホルモンバランスの乱れ
など
うつ病と自律神経の関係
そもそも自律神経って何?という人は、まずはこちらからご覧ください!
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
うつ病に悩む患者様の多くは、ストレスなどをきっかけに、交感神経が優位に働いてしまっている人がほとんどです。
交感神経が優位な状態になると、慢性的なストレスや過労が原因となり、身体が常に「緊張」している状態に置かれます。
この状態になることで、疲労感を感じやすくなったり、十分な睡眠が取れなくなったりと、体へ過度な負担がかかるようになります。
結果として、上記で記載したような症状を引き起こし、その症状が続くことで「うつ病」という形になって現れます。
うつ病の改善と予防
まず、症状が出ているにも関わらず、病院の検査などでもはっきりとした原因がわからない場合は、自律神経の影響を受けている可能性が高いです。
なので、それを根本から改善していくためには、やはり自律神経を整えることが、最も重要なカギとなります。
自律神経が整えば、交感神経と副交感神経のバランスが取れ、症状は徐々に緩和していきます。
結果として、気分の落ち込みなどが緩和してくるので、まずは「乱れた自律神経を整えてあげること」これが重要です。
実は自律神経を整えただけでは、不十分かもしれないことを知っているでしょうか?
自律神経を整え、症状が改善しても、再発してしまっては意味がありません。
つまり、本当に大切なのは、再発させないための「予防」ということです!
「思考」を変え、ストレスへの抵抗力を引き上げてあげることが、実は再発防止に大きく繋がります。
これについては、少し長くなるので以下のリンクの「自律神経が乱れる人と乱れない人の違い」というところをチェックしてみてください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
まとめ
今回は、うつ病と自律神経についてお伝えしました!
症状を改善し、再発の予防をしていくためには、まず自律神経を整えていくことが重要になります。
もちろん、プライバシーも守ります。