心配や不安が頭から離れなくて…
今回は強迫性障害について3つのポイントで解説していきますね!
- 強迫性障害の基本知識
- 強迫性障害と自律神経の関係
- 強迫性障害の改善と予防
強迫性障害の基本知識
強迫性障害(OCD)は、無理やり特定の行動や思考を繰り返すことで特徴づけられる精神疾患です。
例えば…
- 手を何度も洗いすぎる
- 物を整理整頓することに執着する
- 特定の数字を繰り返し数える
などの行動が挙げられます。
これらの行動は、本人にとっては不合理であると分かっているにもかかわらず、止めることができないという特徴があります。
強迫性障害は、日常生活に大きな影響を与え、社会的な機能を制限することがあります。
原因
強迫性障害の原因は多様で、1つだけがトリガーとなっているわけではなく、いくつかの要素が複合していることもあります。
- 遺伝的要因
- 脳の機能異常
- 環境要因
- 神経伝達物質の異常
この中でも特に「環境要因」はストレスや自律神経と密接な関係を持っています。
強迫性障害と自律神経の関係
仕事や日常生活から、過度なストレスを受けると自律神経は交感神経が優位な状態となり、バランスが崩れてしまいます。
この状態が続くと不安や恐怖の感情を異常に抱くようになります。
また、自律神経が乱れると…
心拍数の増加、呼吸の速さ、筋肉の緊張などの身体的な症状が現れることがあります。
これらの反応は、不安を増幅し、強迫的な行動や思考のループを強める要因となります。
上記は、大人になってから起こり得る話ですが、実は幼少期の心的外傷(トラウマ)が大人になり、フラッシュバックする形で強迫性障害を引き起こすこともあります。
ちなみに、自律神経の基礎知識に関しては、こちらからご覧ください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
次で改善と予防についてお伝えするので、しっかり対策していきましょう!
強迫性障害の改善と予防
根本から改善していくためには、やはり自律神経を整えることが、改善のカギです。
自律神経が整えば、交感神経と副交感神経のバランスが取れ、不安や心配を徐々に緩和してくれます。
結果として、症状を感じることが減るため、まずは「乱れた自律神経を整えてあげること」これが重要です。
実は自律神経を整えただけでは、不十分かもしれないことを知っているでしょうか?
自律神経を整え、症状が改善しても、再発してしまっては意味がありません。
つまり、本当に大切なのは、再発させないための「予防」ということです!
「思考」を変え、ストレスへの抵抗力を引き上げてあげることが、実は再発防止に大きく繋がります。
これについては、少し長くなるので以下のリンクの「自律神経が乱れる人と乱れない人の違い」というところをチェックしてみてください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
まとめ
今回は、強迫性障害と自律神経についてお伝えしました!
症状を改善し、再発の予防をしていくためには、まず自律神経を整えていくことが重要になります。
もちろん、プライバシーも守ります。