- 突発性難聴の基本知識
- 突発性難聴と自律神経の関係
- 突発性難聴の改善と予防
突発性難聴の基本知識
突発性難聴とは、突然片耳の聞こえが悪くなる病気です。
原因がわからないことから「原因不明の難聴」とも呼ばれます。
人口の1000人に1~3人程度の発症率といわれており、発症年齢は20~60歳代に多く、女性より男性に多い傾向があります。
突発性難聴の主な症状
- 片耳の聞こえが悪くなる
- 耳鳴りがする
- めまいがする
聞こえが悪くなる程度は、軽度なものから重度なものまでさまざまです。
また、耳鳴りがする人も多く、めまいを伴うこともあります。
突発性難聴の原因
突発性難聴の原因は、人によって様々で、はっきりとした原因は分かっていません。
ただし、多くの場合は、以下の要因が影響していると考えられています。
- 血流障害
- ウイルス感染
- 免疫反応
- ストレス
- 過労
- 睡眠不足
- 喫煙
- 生活習慣病
中でも、ストレスや過労、睡眠不足、喫煙、生活習慣病などは自律神経とも密接に関係しており、突発性難聴にも影響を与えています。
突発性難聴と自律神経の関係
そもそも自律神経って何?という人は、まずこちらからご覧ください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
突発性難聴に悩む患者様の多くは、ストレスなどをきっかけに、交感神経が優位に働いてしまっている人がほとんどです。
交感神経優位は、血管を収縮させ、内耳への血流量を低下させます。
結果、血流量が減った内耳は、正常な機能を果たすことができなくなり、突発性難聴を引き起こしてしまいます。
突発性難聴の改善と予防
まずやるべきこと
症状が出ていて、病院の検査などでもはっきりとした原因がわからない場合は、自律神経の影響を受けている可能性が高いです。
なので、それを根本から改善していくためには、やはり自律神経を整えることが、最も重要なカギとなります。
自律神経が整えば、交感神経と副交感神経のバランスが取れ、症状は徐々に緩和していきます。
結果として、突発性難聴の症状が改善するので、まずは「乱れた自律神経を整えてあげること」これが重要です。
本当に大切なこと
実は自律神経を整えただけでは、不十分かもしれないことを知っているでしょうか?
自律神経を整え、症状が改善しても、再発してしまっては意味がありません。
つまり、本当に大切なのは、再発させないための「予防」ということです!
「思考」を変え、ストレスへの抵抗力を引き上げてあげることが、実は再発防止に大きく繋がります。
これについては、少し長くなるので以下のリンクの「自律神経が乱れる人と乱れない人の違い」というところをチェックしてみてください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
まとめ
今回は、突発性難聴と自律神経についてお伝えしました!
症状を改善し、再発の予防をしていくためには、まず自律神経を整えていくことが重要になります。
もちろん、プライバシーも守ります。