- 疲労骨折の基本知識
- 疲労骨折と自律神経の関係
- 疲労骨折の改善と予防
疲労骨折の基本知識
疲労骨折は、骨に繰り返し負荷がかかることによって発生する微細な骨折です。
特にスポーツ選手や過度な運動をする人々に多く見られます。
スポーツアスリートの0.5%〜20%の人が経験するというデータもあります。
疲労骨折の症状
疲労骨折の症状は、骨折の部位や重症度によって異なりますが、一般的に次のような症状が現れます。
- 痛み
- 腫れ
- 圧痛
- 筋肉のけいれん
- 疲労感
- 運動能力の低下
疲労骨折と自律神経の関係
あんまりイメージないですが…
そもそも自律神経って何?という人は、まずこちらからご覧ください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
疲労骨折と自律神経の関係については、いくつか接点があるのですが、今回はそのうちの「骨のリモデリングとホルモンバランス」について紹介しますね。
骨というのは、体内で常にリモデリングが行われています。
リモデリングとは、破壊と再生のサイクルのことで、これが行われることで、骨は丈夫に保たれます。
これは、副交感神経が優位な状態の時に行われます。
しかし、ストレスなどによって交感神経が優位な状態が続くと、リモデリングがうまく行われず、骨が古いままの状態になります。
また、交感神経優位によるホルモンバランスの乱れも、骨密度に影響します。
この状態の時に、繰り返し負担がかかると、疲労骨折を起こします。
疲労骨折の改善と予防
まずやるべきこと
まず、上記のような症状が発生したり、長引く場合には、病院で検査をしてもらいましょう。
疲労骨折は、疲労骨折の治療期間は、骨折の部位や重症度によって異なりますが、一般的には数週間から数ヶ月かかります。
仮に疲労骨折と診断された場合には、病院の先生の指示に従って治療をしましょう。
ただ、これに加えて、これまでの生活を見直し、生活習慣を見直したり、自律神経を整えるよう自身で対策することも重要です。
自律神経が整えば、交感神経と副交感神経のバランスが取れ、骨のリモデリングが活性化し、ホルモンバランスの乱れも良くなります。
結果として、回復のスピードも早くなる可能性が高くなります。
本当に大切なこと
実は病院で治療したり、自律神経を整えただけでは、不十分かもしれないことを知っているでしょうか?
仮に症状が改善しても、再発してしまっては意味がありません。
つまり、本当に大切なのは、再発させないための「予防」ということです!
「思考」を変え、ストレスへの抵抗力を引き上げてあげることが、実は再発防止に大きく繋がります。
これについては、少し長くなるので以下のリンクの「自律神経が乱れる人と乱れない人の違い」というところをチェックしてみてください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
まとめ
今回は、疲労骨折と自律神経についてお伝えしました!
症状を改善し、再発の予防をしていくためには、まず自律神経を整えていくことが重要になります。
もちろん、プライバシーも守ります。