- オスグッドの基本知識
- オスグッドと自律神経の関係
- オスグッドの改善と予防
オスグッド・シュラッターの基本知識
オスグッド・シュラッター病は、成長期の子どもに多く見られる膝の痛みです。
成長痛とも言われ、膝蓋骨下の骨(脛骨粗面)が突出し、膝の前面に痛みや腫れが生じます。
運動中や運動後に悪化することが特徴です。
男女比は、4:1で、男児の方が多く、主な発症年齢は、10歳〜15歳頃です。
オスグッドの症状
疲労骨折の症状は、骨折の部位や重症度によって異なりますが、一般的に次のような症状が現れます。
- 膝の前面の痛み
- 膝蓋骨下の骨の突き出し
- 膝の腫れ
- 運動時の痛み
- 正座時の痛み
- 膝の可動域制限
- 膝の不安定感
- 太ももの筋肉の緊張
- 歩行時の痛み
などがあります。
軽い場合は、膝の前面にわずかな痛みを感じる程度ですが、重症になると膝が腫れて歩行が困難になることもあります!
オスグッド・シュラッターと自律神経の関係
あんまりイメージないですが…
そもそも自律神経って何?という人は、まずこちらからご覧ください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
オスグッドと自律神経の関係は、大きく2つあります。
- ホルモンバランス
- 筋肉と血流
成長期というのは、ホルモンバランスの変動や骨の発達が活発な時期です。
これらは、自律神経系に大きな影響を与え、バランスが崩れやすく、ストレス反応が過剰に出る傾向があります。
ストレス反応が過剰に出ると、体は交感神経優位の状態になります。
これによって、筋肉や腱に過剰な緊張が生じ、膝の負担が増えることで、オスグッドの発症の悪化に繋がる可能性があります。
また、筋肉の過緊張(特に大腿四頭筋)が続くと、オスグッドの発症部位である脛骨粗面への牽引力が強まり、炎症や痛みを引き起こしやすくなります。
他にも、血流の流れも悪くなるため、炎症反応の回復も遅くなり、痛みが長引くこともあります。
オスグッド・シュラッターの改善と予防
まずやるべきこと
そもそも、オスグッドというのは成長期が終わると自然に治癒することがほとんどです。
なので、症状が続くからといって、過度に心配する必要はありません。
しかし、過剰に痛がったりして、心配な場合は、まず病院で検査をしてもらいましょう。
適切な処置によって、痛みが緩和し、日常生活が楽になる可能性もあります。
また、これに加えて、過度なストレス等で体に負担をかけないよう、自律神経を整える対策することも重要です。
自律神経が整えば、交感神経と副交感神経のバランスが取れ、血流の循環も良くなります。
結果として、回復のスピードも早くなります。
このタイミングというのは、スポーツをするお子さん本人にとっても、自身の身体に目を向ける意味で、非常に重要な時期です。
一流のスポーツ選手を目指すのであれば、体の管理が重要なこともしっかりと伝えていきましょう。
本当に大切なこと
実は病院で治療したり、自律神経を整えただけでは、不十分かもしれないことを知っているでしょうか?
仮に症状が改善しても、再発してしまっては意味がありません。
つまり、本当に大切なのは、再発させないための「予防」ということです!
「思考」を変え、ストレスへの抵抗力を引き上げてあげることが、実は再発防止に大きく繋がります。
これについては、少し長くなるので以下のリンクの「自律神経が乱れる人と乱れない人の違い」というところをチェックしてみてください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
まとめ
今回は、オスグッドと自律神経についてお伝えしました!
症状を改善し、再発の予防をしていくためには、まず自律神経を整えていくことが重要になります。
もちろん、プライバシーも守ります。