- ジャンパー膝の基本知識
- ジャンパー膝と自律神経の関係
- ジャンパー膝の改善と予防
ジャンパー膝の基本知識
ジャンパー膝は、膝蓋腱に炎症が起こる膝の怪我です。
膝蓋腱は、膝のお皿 (膝蓋骨) をすねの骨 (脛骨) につなぐ丈夫な腱であり、ジャンプやランニングなどの動作を繰り返すことで、膝蓋腱に過度な負担がかかり、炎症を引き起こします。
主に、ランナーやジャンプ動作を頻繁に行うスポーツ競技者(特に男性)に多い傾向があります。
競技レベルが上ってくる中学から高校生にかけて発症リスクが高くなります。
ジャンパー膝の症状
- 膝蓋腱部(膝のお皿の下あたり)の痛み
- 膝の腫れ
- 膝のこわばり
- ジャンプやランニング時の痛み
- 階段昇降時の痛み
- 膝を伸ばすときの痛み
- 膝を曲げるときの痛み
- 膝に水が溜まる
症状の程度は軽度から重度まで様々で、軽度の場合には日常生活に支障がないこともあります。
しかし、重度になると、歩行や立位でも痛みを感じたり、スポーツ活動ができなくなったりすることもあります。
ジャンパー膝と自律神経の関係
あんまりイメージないんですが…
そもそも自律神経って何?という人は、まずこちらからご覧ください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
ジャンパー膝と自律神経は、主に組織の回復において関係してきます。
ストレスなどをきっかけに、自律神経が乱れると、ほとんどの人が交感神経が優位な状態になります。
交感神経優位の状態は、筋肉を過度に緊張させるため、血流を悪化させます。
すると、炎症が起きている部分から不要なものを排泄したり、回復させるための新鮮な血液が循環せず、組織の回復を妨げ、炎症を慢性化させてしまいます。
また、上記に加えて、競技復帰ができないことへの焦燥感、焦り、不安などから睡眠不足などを引き起こし、より自律神経が乱れてしまうといったこともあります。
こういった場合には、体を休めることも重要ですが、時期によってはメンタルケアも非常に重要になります。
ジャンパー膝の改善と予防
まずやるべきこと
まず、上記のような症状が発生したり、長引く場合には、病院で検査をしてもらいましょう。
ジャンパー膝は、初期段階での対応が非常に重要で、対応が遅れれば、腫れや痛みが強くなり、最悪の場合、手術が必要になる場合もあります。
仮にジャンパー膝と診断された場合には、病院の先生の指示に従って治療をしましょう。
ただ、これに加えて、これまでの生活を見直し、生活習慣を見直したり、自律神経を整えるよう自身で対策することも重要です。
自律神経が整えば、交感神経と副交感神経のバランスが取れ、血流の循環も良くなります。
加えて、症状が快方に向かえば、メンタルも安定し、自律神経も安定してきます。
結果として、回復のスピードも早くなる可能性が高くなります。
本当に大切なこと
実は病院で治療したり、自律神経を整えただけでは、不十分かもしれないことを知っているでしょうか?
仮に症状が改善しても、再発してしまっては意味がありません。
つまり、本当に大切なのは、再発させないための「予防」ということです!
「思考」を変え、ストレスへの抵抗力を引き上げてあげることが、実は再発防止に大きく繋がります。
これについては、少し長くなるので以下のリンクの「自律神経が乱れる人と乱れない人の違い」というところをチェックしてみてください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
まとめ
今回は、ジャンパー膝と自律神経についてお伝えしました!
症状を改善し、再発の予防をしていくためには、まず自律神経を整えていくことが重要になります。
もちろん、プライバシーも守ります。