- 痛風の基本知識
- 痛風と自律神経の関係
- 痛風の改善と予防
痛風の基本知識
血中の尿酸値が高い状態(高尿酸血症)が続くと、関節に尿酸の結晶が沈着して起こる疾患です。
痛風発作と呼ばれる発作的な関節炎が特徴で、足の親指の付け根に多くみられます。
有病率は、世界で約2億人、日本では約100万人と推定されており、男性の有病率は女性の約3倍で、40歳代から増加し、60歳代でピークを迎えます。
痛風の症状
- 関節の激しい痛み
- 関節の腫れ
- 関節の赤み
- 関節の熱感
- 関節のこわばり
- 関節の変形
- 発熱
などがあり、日常生活にも大きな影響を与えます。
痛風の原因
原因としてよく言われていることとして「アルコールの飲み過ぎ」などがありますが、これは正確に言うと「プリン体」の過剰摂取と言えます。
痛風に関連する尿酸は、プリン体という物質から作られ、肉や魚、野菜などにも含まれる物質です。
ただ、同じ量のプリン体を摂取しても、痛風が発症する人と、しない人がいますよね。
この差は、遺伝的な要素と自律神経が関係しています。
遺伝的な要素としては、尿酸の生成量が多いことや、尿酸の排出量が少ないことが遺伝的に決まっている場合、痛風の発症リスクが高くなります。
痛風と自律神経の関係
そもそも自律神経って何?という人は、まずこちらからご覧ください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
ストレスなどをきっかけに、自律神経が乱れると、ほとんどの人が交感神経が優位な状態になります。
そうすると、血流が悪化し、代謝が低下します。
これにより、尿酸が適切に排泄されず、血中尿酸値が上昇することで、痛風の発作を引き起こしてしまいます。
また、交感神経優位な状態では、体が炎症反応を強め、関節の痛みや腫れが悪化することも考えられます。
この状態が続くと、血中の尿酸値が上昇し続け、症状が悪化し、悪循環が生まれてしまいます。
痛風の改善と予防
まずやるべきこと
まず、上記のような症状が発生したり、長引く場合には、病院で検査をしてもらいましょう。
痛風は、早期の対応が非常に重要です。
仮に痛風と診断された場合には、病院の先生の指示に従って治療をしましょう。
ただ、これに加えて、これまでの生活を見直し、生活習慣を見直したり、自律神経の乱れを改善できるよう自身で対策することも重要です。
自律神経が整えば、交感神経と副交感神経のバランスが取れ、血流の循環も良くなります。
血流循環が良くなれば、尿酸の排泄もしっかりと行われ、結果的に、症状の緩和が早くなる可能性もあります。
本当に大切なこと
実は病院で治療したり、自律神経を整えただけでは、不十分かもしれないことを知っているでしょうか?
仮に症状が改善しても、再発してしまっては意味がありません。つまり、本当に大切なのは、再発させないための「予防」ということです!
「思考」を変え、ストレスへの抵抗力を引き上げてあげることが、実は再発防止に大きく繋がります。
これについては、少し長くなるので以下のリンクの「自律神経が乱れる人と乱れない人の違い」というところをチェックしてみてください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
まとめ
今回は、痛風と自律神経についてお伝えしました!
症状を改善し、再発の予防をしていくためには、まず自律神経を整えていくことが重要になります。
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