- シンスプリントの基本知識
- シンスプリントと自律神経の関係
- シンスプリントの改善と予防
シンスプリントの基本知識
シンスプリントは、脛骨と呼ばれるすねの内側にある筋肉や骨膜に炎症が起こり、痛みを伴うスポーツ障害です。
これは、ランニングやジャンプなど、下肢に繰り返し負担がかかる活動によって引き起こされることがよくあります。
ランナーの約10~15%がシンスプリントを発症すると言われており、長距離を走るランナーや初心者ランナーに多く見られる傾向があります。
男女比では、男性よりも女性の方が発症しやすい傾向にあります。
シンスプリントは、状態によって
「初期」「進行期」「重症化」
という3つのステージに分けられます。
重症化した際には、歩行や階段の上り下りにも痛みを感じるようになります。
シンスプリントと自律神経の関係
全然イメージがないです…
ちゃんとと解説していきますね!
そもそも自律神経って何?という人は、まずこちらからご覧ください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
シンスプリントと自律神経は、主に組織の回復において関係してきます。
ストレスなどをきっかけに、自律神経が乱れると、ほとんどの人が交感神経が優位な状態になります。
交感神経優位の状態は、筋肉を過度に緊張させるため、血流を悪化させます。
シンスプリントの場合は、ふくらはぎや前脛骨筋といったスネの筋肉などに影響が出やすいです。
そうなると、炎症が起きている部分から不要なものを排泄したり、回復させるための新鮮な血液が循環せず、組織の回復を妨げ、炎症を慢性化させてしまいます。
競技復帰ができないことへの焦燥感、焦り、不安などから睡眠不足などを引き起こし、より自律神経が乱れてしまうといったこともあります。
こういった場合には、体を休めることも重要ですが、時期によってはメンタルケアも非常に重要になります。
シンスプリントの改善と予防
まずやるべきこと
まず、上記のような症状が発生したり、長引く場合には、病院で検査をしてもらいましょう。
シンスプリントは、初期段階での対応が非常に重要で、対応が遅れれば、腫れや痛みが強くなり、最悪の場合、手術が必要になる場合もあります。
仮にシンスプリントと診断された場合には、病院の先生の指示に従って治療をしましょう。
ただ、これに加えて、これまでの生活を見直し、生活習慣を見直したり、自律神経を整えるよう自身で対策することも重要です。
自律神経が整えば、交感神経と副交感神経のバランスが取れ、血流の循環も良くなります。
加えて、症状が快方に向かえば、メンタルも安定し、自律神経も安定してきます。
結果として、回復のスピードも早くなる可能性が高くなります。
本当に大切なこと
実は病院で治療したり、自律神経を整えただけでは、不十分かもしれないことを知っているでしょうか?
仮に症状が改善しても、再発してしまっては意味がありません。
つまり、本当に大切なのは、再発させないための「予防」ということです!
「思考」を変え、ストレスへの抵抗力を引き上げてあげることが、実は再発防止に大きく繋がります。
これについては、少し長くなるので以下のリンクの「自律神経が乱れる人と乱れない人の違い」というところをチェックしてみてください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
まとめ
今回は、シンスプリントと自律神経についてお伝えしました!
症状を改善し、再発の予防をしていくためには、まず自律神経を整えていくことが重要になります。
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