- 慢性腎不全の基本知識
- 慢性腎不全と自律神経の関係
- 慢性腎不全の改善と予防
慢性腎不全の基本知識
慢性腎不全とは、腎臓の機能が数か月から数年という長期間にわたって少しずつ低下していった状態のことを言い、腎臓の機能が正常時の30%以下に低下した状態を指します。
腎臓は血液中の老廃物を除去し、尿を作り出す人体に欠かせない臓器です。
腎臓の機能が低下すると、体内の老廃物や水分の排泄がうまくいかなくなり、さまざまな症状が現れるようになります。
慢性腎不全の症状
- むくみ
- 尿量の減少
- 疲労感
- 食欲不振
- 貧血
- 吐き気、嘔吐
- 息切れ
- 頭痛
- 皮膚のトラブル
など
慢性腎不全は、さらに進行すると、末期腎不全となります。
ここまでくると、腎臓の機能が完全に失われ、透析や腎移植が必要となります。
ちなみに腎不全の原因って何になるんでしょう?
慢性腎不全の原因
腎不全の原因は様々で、糖尿病や腎炎、腎硬化症などが関連している場合がありますが、その大元にあるのは「自律神経の乱れ」です。
腎臓は血液をろ過し、老廃物を尿として排出する重要な役割を担っており、これらのプロセスは自律神経の影響を強く受けます。
慢性腎不全と自律神経の関係
そもそも自律神経って何?という人は、まずこちらからご覧ください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
ストレスなどをきっかけに、自律神経が乱れると、ほとんどの人が交感神経が優位な状態になります。
交感神経が優位になると、腎機能は低下し体の毒素が蓄積されるようになり、これに対抗しするために、体はストレス状態に陥ります。
これによって、さらに交感神経は過剰に活性化し、慢性的な高血圧や心拍数の増加、血管の収縮などによって、腎臓への血流が制限され、酸素や栄養が運ばれない状態となってしまいます。
結果、腎臓の負担がさらに増加し、悪循環が生まれます。
慢性腎不全の改善と予防
まずやるべきこと
まず、上記のような症状が発生したり、長引く場合には、病院で検査をしてもらいましょう。慢性腎不全の場合、早期の発見と対応が非常に重要です。
仮に慢性腎不全の診断がおりた場合には、病院の先生の指示に従って治療をしましょう。
ただ、これに加えて、これまでの生活を見直し、自律神経の乱れを改善できるよう自身で対策することも重要です。
自律神経が整えば、交感神経と副交感神経のバランスが取れ、腎臓の状態が回復。
結果的に、症状の緩和が早くなる可能性もあります。
本当に大切なこと
実は病院で治療したり、自律神経を整えただけでは、不十分かもしれないことを知っているでしょうか?
仮に症状が改善しても、再発してしまっては意味がありません。
つまり、本当に大切なのは、再発させないための「予防」ということです!
「思考」を変え、ストレスへの抵抗力を引き上げてあげることが、実は再発防止に大きく繋がります。
これについては、少し長くなるので以下のリンクの「自律神経が乱れる人と乱れない人の違い」というところをチェックしてみてください。
【知らなきゃマズイ】自律神経の基礎知識を5つのポイントで徹底解説します!
まとめ
今回は、慢性腎不全と自律神経についてお伝えしました!
症状を改善し、再発の予防をしていくためには、まず自律神経を整えていくことが重要になります。
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