認知症患者数700万人時代!知っておきたい予防法・治療法などを徹底解説!

認知症とは

認知症とは、記憶、思考、言語、およびその他の思考能力の進行性の損失を特徴とする一連の症状です。
日常生活に支障をきたすほど重症になる可能性があります。
厚労省のデータでは、日本における65歳以上の認知症の罹患率は、2020年時点で約600万人とされており、2025年には約700万人となる見込みです。
2012年時点では、7人に1人と言われていた罹患率も、現在では5人に1人の確率まで上がってきている状態です。
このままいくと、2050年には1000万人を超えると予測されています。

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認知症の症状

認知症の症状は、原因によって異なりますが、次のようなものがあります。

記憶喪失

  • 約束や予定を忘れる
  • 最近の出来事を思い出せない
  • よく知っている人の名前や顔を思い出せない
  • 同じ質問を繰り返し尋ねる
  • 物を置き忘れる

混乱

  • 日付、時間、場所がわからない
  • 自分がどこにいるのか、何をしようとしているのかわからない
  • 季節や天候がわからない
  • 人や物の名前がわからない

言語障害

  • 適切な言葉が見つからない
  • 話すのが難しい
  • 書くのが難しい
  • 理解するのが難しい

問題解決の困難

  • 計画を立てるのが難しい
  • 判断を下すのが難しい
  • お金を管理するのが難しい
  • 料理や掃除などの日常的なタスクを実行するのが難しい

判断力の低下

  • 危険な状況を認識できない
  • 悪い決定を下す
  • 自分を搾取する人々にだまされやすい

性格や行動の変化

  • 怒りっぽくなる
  • うつになる
  • 不安になる
  • 攻撃的になる
  • 徘徊する

これらの症状のうち 2 つ以上がある場合は、医師の診察を受けて認知症かどうかを評価する必要があります。

認知症の原因

アルツハイマー病

最も一般的な認知症の原因。脳内のアミロイド斑と神経原繊維の蓄積によって引き起こされます。

血管性認知症

脳卒中によって引き起こされます。

レビー小体型認知症

脳内に異常なタンパク質の蓄積によって引き起こされます。

前頭側頭葉認知症

脳の前頭側頭葉に影響を与える認知症の一種です。

慢性外傷性脳症 (CTE)

頭部に繰り返し外傷を負うことで引き起こされる脳の損傷

パーキンソン病

脳内の神経細胞の損失によって引き起こされる神経疾患

ハンチントン病

頭遺伝性脳疾患

プリオン病

異常なプリオンタンパク質の蓄積によって引き起こされる神経疾患

場合によっては、認知症の原因を特定できないこともあり、こういった場合には「混合型認知症」と呼びます。
また、認知症のリスクを高める要因には次のようなものがあります。

  • 年齢
    年齢が上がるにつれて、認知症のリスクが高くなります。
  • 家族歴
    家族に認知症の人がいる場合、認知症のリスクが高くなります。
  • 遺伝子
    認知症のリスクを高める特定の遺伝子変異があります。
  • ライフスタイルの要因
    高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、肥満などのライフスタイルの要因は、認知症のリスクを高める可能性があります。

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認知症の一般的な治療法

認知症の一般的な治療法は、大きく分けて薬物療法と非薬物療法の2つがあります。

薬物療法
認知症の進行を遅らせる効果がある薬がいくつかあります。
これらの薬は、症状を完全に治すことはできませんが、症状の進行を遅らせ、生活の質を維持するのに役立ちます。

主な薬の種類

  • 抗コリンエステラーゼ阻害薬:アルツハイマー病の症状を改善する薬
  • メマンチン:アルツハイマー病の中等度から重度の症状を改善する薬
  • ドネペジル:アルツハイマー病の軽度から中等度の症状を改善する薬
  • リバスチグミン:アルツハイマー病の軽度から中等度の症状を改善する薬
  • ガランタミン:アルツハイマー病の軽度から中等度の症状を改善する薬

非薬物療法

薬物療法に加えて、非薬物療法も認知症の症状を改善するのに役立ちます。

主な非薬物療法

  • 認知機能訓練:記憶力や思考力などの認知機能を維持・向上させる訓練
  • リハビリテーション:身体機能や日常生活動作を維持・向上させる訓練
  • 介護:日常生活動作の支援
  • 生活習慣の改善:規則正しい生活、バランスの良い食事、適度な運動

認知症の治療は、患者さんの状態に合わせて行う必要があります。
医師や介護士と相談しながら、最適な治療法を見つけることが大切です。

認知症の予防法

認知症の予防法は確立されていませんが、リスクを減らすためにできることはいくつかあります。

生活習慣の改善

  • バランスの良い食生活: 野菜や果物、魚など、脳の健康に良い食品を積極的に摂取しましょう。
  • 適度な運動: ウォーキングや水泳などの有酸素運動を週に3~5回、30分以上行いましょう。
  • 禁煙: 喫煙は脳の血管を傷つけ、認知症のリスクを高めます。
  • 節酒: 過度な飲酒は脳の神経細胞を損傷させます。
  • 十分な睡眠: 睡眠不足は脳の機能に悪影響を及ぼします。
  • ストレスを減らす: ストレスは脳の健康に悪影響を及ぼします。

脳の活性化

  • 読書や音楽鑑賞: 脳を活性化するような活動を行いましょう。
  • 新しいことに挑戦する: 新しいことを学ぶことは脳の神経細胞を活性化させます。
  • 社会的な活動: 友人や家族と交流することは脳の健康に良いとされています。

定期的な健康診断

  • 高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病は、認知症のリスクを高めます。
    定期的に健康診断を受け、これらの病気を予防・管理しましょう。

つまりは、規則正しい生活習慣と定期的な診断によってリスクを減らすことは十分に可能ということです。

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どこに行っても一向に良くならない、認知症への対策

一般的な認知症の治療法については、上記でお伝えしたとおりですが、脳への影響も強い症状であることから、自律神経とも密接に関係している可能性もあります。
このような時は、例えば、自律神経症状を得意とする整体院の受診してみても良いかもしれません。

どんな痛み、症状も元を辿れば、自律神経に行き着きます。
自律神経は、生命の中枢でもある脳幹と密接に関係するため、自律神経を整えることは、全身の健康にも大きく繋がります。

また、自律神経を得意とする整体院の多くは、一時的に良くなる対処療法ではなく、根本となる原因を見つけ出し調整を行う、根本療法を取り入れていることが多い傾向です。
こういった異なる角度からのアプローチを行うことで、症状が緩和することもありますので、選択肢の1つとして、ぜひ検討してみてください。

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